オープン系からWebへ

やっぱりWeb開発にチャレンジしたい!

Web開発エンジニアにキャリアチェンジ

SESで働いているエンジニアの中には、オープン系開発からWeb開発にチャレンジしたいと思っている人もいるだろう。だが未経験からSESに就職した場合、オープン系開発の案件ばかりでWeb開発の案件を紹介してもらえないということも多い。どうしても大規模なシステム開発の現場は業務用のオープンシステムになってしまいがちなため、2~3年オープン系エンジニアとして働き、そこからWeb系案件をやっと紹介してもらえるようになるのが一般的だ。
オープン系開発の現場と比べてWeb系開発の現場はPHPなど人気が高い言語を使った開発を行っている。そこで、人材が離れやすいSESで人材を確保するために、オープン系開発の現場で経験を積ませ、長期間勤務した社員から優先的にWeb開発の案件を紹介するシステムとなっているのだ。
そのため、SESで働いていてWeb開発案件を紹介してもらえるようになるためには2~3年はJavaなどのオープン開発案件で経験を積まなければいけない。しかし2~3年は長いと感じる人もいるだろう。そういう人は1年程度経験を積んだ後転職するという方法もある。
JavaはWeb開発でよく用いられるPHPRubyなどの言語と比べて型付けが厳しく、Javaを使いこなすことができればPHPRubyも基本的には問題なく使いこなせる。そのためJavaが使える人材は重宝されており、さすがに大手は難しいかもしれないが、小規模ベンチャーなら、簡単なポートフォリオを作れるだけのスキルがあれば採用してもらえる可能性が高い。
ただ、大手の転職サイトだと小規模ベンチャーの求人は見つけにくい傾向がある。したがって、転職活動にはエンジニア専門の転職サイトやベンチャーに特化した転職サイトを利用すると良いだろう。
なおWeb開発においてプログラミングを行うのはWebエンジニアだけではない。Webデザイナーもプログラミングを行うことがある。その場合、使用するプログラミング言語はHTMLやCSSなどだ。Javaに比べると学習難易度が下がるため、経験が浅いならWebデザイナーを目指すというのもありかもしれない。WebエンジニアとWebデザイナーの違いはこちらのリンク先を参考にしてほしい→【http://webdesigner-webengineer.net